クロスバイクのドロップ化に取り組んでいるサイクリストは少なくないようです。ただ、レバー比の問題でそのままだとVブレーキを引けないSTIが最大の障壁になります。
レバー比を変えるデバイスを介在させたり、ロード用キャリパーブレーキのレバー比でそのまま引けるショートアームV(ミニV)ブレーキを使うなどの対策が一般的なようです。
これはクロスバイクに限らず、Vブレーキが装着された折りたたみ自転車や小径車でドロップ化を考えた時も同様です。
コマンドシフターにしてVブレーキ専用のドロップハンドル用レバーを選べばこの問題は一気に解決するばかりか、余計なデバイスを介在させずにシンプルに済ませられ、トータルコストでも有利です。
TEKTRO RL520 Vブレーキレバー (ペアで2,500円くらい)
ダイアコンペ 287V (5,000円くらい)
逆にカンチレバーブレーキの制動性に不安のあるシクロクロスを街乗り仕様に仕立てたい場合にも、カンチブレーキ台座にVブレーキを取り付け、STIを廃止して上記のVブレーキレバー+コマンドシフター構成にすれば、「街乗り最強」とも言われるシクロクロスを制動面でも最強にすることができます。
0 件のコメント:
コメントを投稿