コマンドシフターに触れられる週末がまたやってきました。
先に到着したコマンドシフターの状態をチェックします。
山積みで保管されていたものらしく、どの個体もアルマイトが剥げた箇所が多数あり、古くなったグリスの匂いがします。シフトケーブルは表面が酸化していますのですべて処分します。
長期保管品の新品という説明でしたが、20年落ちのレイダックに付属していた中古のほうが外装に関しては状態が良いという状況。動作チェックも兼ねて、全部バラして洗浄、調整、グリスアップをするとなると結構な作業量で、しばらくはコマンドシフターを弄る週末になりそうです。
入手したコマンドシフターは後期のダイキャスト台座、ショートレバーの7sだと思っていたら、ダイキャスト台座、環付ボルトまでは後期タイプなのですが、レバーだけ後期の丸みを帯びたものではなく、前期の角ばったレバーがついています。しかもその両端を削って長さを詰めたうえでブラックアルマイト処理されているという不思議な仕様。応急処置的に加工したものがそのままお蔵入りになったのか、どういった経緯なのかまったく情報がなく謎のままです。
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