10速リングに組み替える手順の写真が不足していました(失礼しました)ので、再度分解します。
取り付けボル
トを外したら、インデックスアッセンブリーを束ねているスナップリングを外します。写真では先を細く削った専用のスナップリングプライヤーを使っています
が、精密ドライバーでも問題ありません。ただ、スナップリングは取り外す際に勢いよく飛んで行きます。四次元空間に消えてしまわないように、指で押さえな
がら外すか、ビニール袋の中で作業すると安全です。
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特製スナップリングプライヤーでCリングを開きます。精密マイナスドライバーでこじってもOK。 |
再度組み立てる時のためにプラスチックキャップとインデックスセレクター部品の向きを確認しておきます。江戸時代の両替商の分銅のようなボール押さえは、平板な面が上です。ボールに接触する部分はインデックスとライトインデックスの切りかえがスムーズになるように角が落としてあります。
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プラ製のキャップとセレクタ―を外すと、鋼球押さえが見えます。 |
ボールを保持しているプレートです。鋼球は万一紛失しても2mmの規格品で代用できます。ダウンチューブシフターはボールが4つ入っていますが、コマンドのこのプレートには2つしか穴があいていません。
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トップ位置での鋼球のポジションです。上下の穴(●印が打刻されている穴と、その対角)にあったボールは間引いています。 |
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10速リングです。表面のほうが穴が大きく、ポンチマークが打ってあります。
片方ですが、トップ位置にボールが見えます。 |
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