2013-10-26

お遊びでコマンドシフター シマノ11s化を検討…。

11sの大まかなケーブル巻取り比を調べるために、実はRD-6800ssを買いました。まだ手元には届いていませんが、これで古くからのダウンチューブシフター系の変速レバーでなんとか動かせるか、きっぱり諦めるべきなのかが判断できるでしょう。

それだけのために11s対応のリヤディレイラーを買うのは勿体無いので、もうちょっと狂った改造に走るという衝動が起こります。興味本位での実験ですが、どういうことかというと…

  • 手持ちの10s対応(RD-5600など)リヤディレイラーにRD-6800のプーリーを組み込む
  • 11sのカセットスプロケットを準備する(最大コグ歯数は控えめに11-26T程度)
  • 11s用チェーンを用意 (CN-6800)
  • リヤ11s対応ホイールを用意 (WH-R21)

リヤメカは8速が振れれば、9速も10速もだいたい動かせると考えているので、おそらく問題ないでしょう。実際、今の所10速インデックス化したACCUSHIFT用のダウンチューブレバー(所謂ダブルレバー)と7速用のRD-6400で10速を動かしています。
ケーブルプル比が従来ディレイラーを流用すれば、既存のシフターのレバー可動域に11sのインデックスが収まるはずです。

ちょうど今乗っているのが、余り物のパーツとフレームで組んだラグドフレームのクロモリ車なので、マースバーにエアロレバー、クイルステム、ダウンチューブシフター、サドルサイドの深いサドル、端正で線の細いトリコロール600のリヤメカ、なのに無駄にリヤ11sとかいうアホな1台にしてみたいというのが狙いです。

次回分から10sインデックスの精度を改善します。

次回分の10sコマンドシフターを計画しています。余剰の7s純正インデックスリングの裏面を加工して準備するつもりでしたが、精度と耐久性向上ために今まで手作業に頼っていた加工をNC化して新造量産することにしました。これまで個体差で微妙にクリックの位相がズレていたりして歩留まりが悪かったのですが、同時に素材も変更してインデックスの感触と耐久性が向上する予定です。

2013-10-21

またまたコマンドシフターに取り組みます。

またまたコマンドシフターに取り組むことになりました。

いろんな計画があったのですが、リングプレートを私に代わって作ってくれていた仲間の急死(現在は3代目が担当)や、円高の間にやっておこうと思ったプランも中止し、さらに最近レイダックが盗難に遭いました。

アルミ+ハイテン鋼のレイダックは盗まれましたが、フレームセットで保管していたオールクロモリとオールアルミ最終型から、オールクロモリを組み上げ、10s化してあるダウンチューブシフターで10速を操っています。自転車から遠ざかっていたので、デュラ9000系とアルテグラ6800系でシマノも11速化してるのを知ったのはつい先週です。

コマンドシフターを含むサンツアーの各種変速レバーで10sインデックス化を実現した私にとって、11s対応は取り組みがいがあるチャレンジングな課題ですが、11sからはケーブルプル比が変更されていて、おそらく既存のレバーでは可動域内に収まらないと踏んでいます。今までケーブルプルに対してディレイラーの振りが概ね1:2の関係にありましたが、11sでは遂に限界が来たのではないかと考えています。ですのでコマンドの11s化は一応不可能という判断をしています。